3から始めるキングダムハーツ
キングダムハーツ3は、今までのシリーズを遊んでいない人でも楽しむことはできるかどうかは、始めてキングダムハーツを遊ぶ人にとっては気になるところかと思います。
自分的結論を先に書いておくと・・・
他のシリーズを遊んだほうが楽しめるけど、予習すれば3から始めてもできなくはない。
しかし、わからないワードに混乱する可能性あり。
そもそもキングダムシリーズって?
キングダムハーツ3は、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどのナンバリングシリーズと違ってストーリーが繋がっています。
そのため、キングダムハーツ3で新しい主人公、新しいストーリーが始まるわけではないです。
簡単に言えば、知らないアニメの2期から見る感じです。
そのため、知らないアニメでも2期から見て楽しめる人は、普通にキングダムハーツ3も楽しめるとかと思います。
もし、楽しめそうにない場合は予習する必要がでてきます。
おすすめのストーリーの予習方法は?
キングダムハーツシリーズの時系列
キングダムハーツの時系列は下記の通りとなります。
【キングダム ハーツ キー(ユニオン クロス)】遥か大昔
元となったキングダムハーツキーのブラウザゲームの方は2016年9月1日終了したが、現在は名前を改めスマホ向け「キングダムハーツ ユニオンクロス」として遊ぶことができる
【キングダムハーツ キー バックカバー】キーの裏側で起こった話
【キングダムハーツ バース バイ スリープ】キングダムハーツ1の10年前
【キングダムハーツ 0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-】『BbSFM』でその物語の一部分が語られた
【キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ】キングダムハーツ1のエンディング直後
【キングダム ハーツ 358/2 Days】 キングダムハーツ2までにつながる1年間
【キングダム ハーツ2】キングダムハーツのおよそ1年後、358/2 Daysのエンディング直後
【キングダム ハーツ コーデッド】キングダムハーツ2のエンディング後
【キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]】コーデッドのエンディング後、キングダム ハーツ2のエピローグ後
というわけで、キングダムハーツ3のストーリーを知るために過去作を知ろうとするとこれだけの数を確認しないと行けなくなります。
【予習レベルMAX】過去作のゲームを全てやる
もし、時間があるのなら過去作を全部遊ぶのもありかと思います。
ただ、HD化前のもので遊ぶとなるとDS、3DS、PSP、PS2などが必要になりますが、現在ならPS4だけでストーリーを確認することができます。一部、映像作品となっていますが・・・
もし、全て遊び予定なら、「キングダム ハーツ インテグラム マスターピース(パッケージ/ダウンロード)」がおすすめです。
キングダム ハーツ インテグラム マスターピースには、『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』『キングダム ハーツ -HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ-』『キングダム ハーツ3』が含まれています。
『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』には、下記の作品が含まれています。
キングダム ハーツ ファイナルミックス
キングダム ハーツ Re:チェインオブメモリーズ
キングダム ハーツ II ファイナルミックス
キングダム ハーツ 358/2 Days【映像作品】
キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナルミックス
キングダム ハーツ Re:コーデッド【映像作品】
『キングダム ハーツ -HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ-』には、下記の作品が含まれています。
キングダム ハーツ ドリームドロップディスタンスHD
キングダム ハーツ キー バックカバー【映像作品】
キングダム ハーツ 0.2 バースバイスリープ-フラグメンタリー パッセージ-
こちらを購入すれば過去作の確認ができるのでおすすめです。なお、パッケージ版は売り切れているため、ダウンロード版での購入がおすすめです。
ダウンロード版であれば、すぐにキングダムハーツ1.5~キングダムハーツ3まで遊ぶことができます。
その他、ディズニー映画を見ておくと映画のシーンがゲーム内ででてきて楽しかったりもします。ただ、これについては過去に見た映画の「このシーン覚えてる!!」みたいな感じで楽しむことができるものなのでわざわざ映画を見てキングダムハーツシリーズをやるかどうかは人それぞれかなと思います。
【予習LV1】公式サイトの「Ⅲに繋がる物語たち」の動画を見る
公式サイトでキングダムハーツ3に繋がる過去作をまとめた動画を公開しています。
最低限この動画をみないと厳しいかと思います。
まあ、見てもわからないことも多いんですけどね・・・
全ての過去作をやっていて思い出したい人向けな気もします。
【予習LV2】YOUTUBEの解説動画を見る
Youtubeで解説をしている動画を検索するとでてくるのでそこから何個か見てみるというのも手かと思います。
【ネタバレ】ざっくりストーリーや用語解説
キングダムハーツ1のあらすじ
デスティニーアイランドという小さな島国育ちのソラ、リク、カイリ
海の向こうにある外の世界へ憧れ、イカダを作って島の外へ旅立とうと計画していたが突然「ハートレス」という奇妙な生物が島が襲われる。
鍵をかたどった剣「キーブレード」に認められたソラはキーブレードを使いハートレスに立ち向かう
キーブレード・・・ありとあらゆる鍵穴を開閉する力と闇に属する存在を倒す力を持つ選ばれし者しか使うことができない武器。
キーブレード自体には善悪の概念はないため、悪人でも選ばれれば使うことができてしまう。
キーブレードでハートレスを倒すと心を開放することができる。
その後、デスティニーアイランドは闇に飲まれて崩壊し、3人は離れ離れになってしまう。
一方その頃、全ての世界を治めるディズニーキャッスルでは、「王様(ミッキー)」が世界を救う旅に出るべく、突如城を去ってしまう。
王様の信頼する臣下であるドナルドとグーフィーに残された手紙には「鍵を持つ者と共に行動せよ」と記されていた。その指示通り、外の世界を移動できる船、グミシップに乗り込んだグーフィーとドナルドは外の世界に旅立つ。
ソラが飛ばされた外の世界でグーフィー、ドナルドは出会い、一致団結した3人は王様とリク、カイリを探す旅に出る。
これがソラの始まりの物語。
この後は、キングダムハーツの各世界を旅をしながらキーブレードを使い各世界の鍵穴を封印していく。
各世界はディズニーシリーズのアリスの世界やアラジンの世界などがある。
なぜ各ワールドの「世界の心の扉」の鍵穴を封印するかというと各世界の「鍵穴」と「扉」は「世界の心」を護るために存在し、これが開いたままであると善悪問わず外の世界との行き来ができてしまいその世界にハートレスが入り込むこととなる。そうなると世界の中心に影響を与えて最後にはその世界が崩壊してしまうためである。
ハートレス・・・人の心の闇が膨らみ続けて完全に闇に染まると、その心はハートレスという怪物になる。
「自らの心の闇に打ち敗れた心のみの存在」
闇の力を使える者(ディズニーヴィランズのマレフィセントなど)にとってハートレスは容易く扱えるため手下として使役された。
ディズニーヴィランズのリーダー的存在が「マレフィセント」
マレフィセントの目的は世界を闇で覆うために各世界のプリンセスを誘拐してその力で「闇へと通じる鍵穴」を呼び出すこと。その鍵穴からあふれた闇の力で世界を支配することが目的。
その7人のプリンセスの一人がカイリ。
オーロラ姫、白雪姫、ジャスミン、シンデレラ、アリス、ベル、カイリの7人
マレフィセントはカイリを見つけたが心を失っているようで眠ったままで起きる気配がない。
心を失っているままでは「闇へと通じる鍵穴」を呼び出すことはできない。
マレフィセントは必死にカイリを探していたリクにソラが新しい仲間のドナルドやグーフィーと共に楽しく旅をしているところを見せつけ、カイリを見つけてあげるとリクをそそのかして闇落ちさせる。
闇落ちしたリクは、マレフィセントに本当の勇者であるキーブレード使いはリクだとマレフィセントに言われそれを信じソラからキーブレードを奪い取るが、ソラにキーブレードを奪い返されて負ける。
負けたリクは「闇の探求者」アンセムに体を乗っ取られてしまう。
「体」を乗っ取られたリク(アンセム)は心の扉を開くキーブレードを手に入れる。
リクの「心」は闇の世界に落ちてしまう。
ソラはその乗っ取られたリク(アンセム)を倒し「闇へと通じる鍵穴」を封印しようとするが、鍵穴が不完全なために封印することができない。
カイリが目を覚ますことで封印することができるが、カイリの心は、ソラ自身の心に逃げ込んでいたためにめを覚ますことがなかった。
そこで、リク(アンセム)が持っていた心の扉を開くキーブレードを使い、ソラが自分自身の胸にキーブレードを突き刺しカイリの心を開放させた。
しかし、カイリの心と共にソラの心も開放されてしまいソラは消滅してしまう。
心を失ったソラはハートレスとなってしまう。
この時、ソラのノーバディ(ロクサス)が生まれ、ソラの体を媒介にカイリのノーバディ(ナミネ)も生まれる。
※ノーバディについては後に説明有り。KH1ではノーバディについては触れられていない。
ハートレスになったソラをカイリが助けようと身を挺してかばうとソラが元に戻る。
ソラは、「闇へと通じる鍵穴」からアンセムを追って世界の闇の中心であるエンドオブザワールドに向かう。
アンセムは、心の闇から生まれたハートレスがキングダムハーツに回帰しようとする本能があるため、キングダムハーツを「全ての心の闇」と解釈してキングダムハーツから闇の力を手に入れようとしていた。
ソラとの決戦で敗れたアンセムは闇の扉の奥にあるキングダムハーツに大いなる闇を求めようとするが、ソラが断言した「キングダムハーツはどんな闇をも消し去ることのできる心、光なんだ!」の言葉通り、その光でアンセムは消滅する。
開いたままのキングダムハーツ(扉)を閉める必要があるがソラとグーフィー、ドナルドで光の世界から閉めようとするが閉まらない。
扉を閉めるためには、外側(闇の世界)と内側(光の世界)からキーブレードで閉める必要がある。
そんな中、闇の世界に王様(ミッキー)と闇の世界に落ちたリクが現れ闇の世界側から扉を閉めるのを手伝ってくれた。
光の世界からはソラのキーブレードで、闇の世界からは王様(ミッキー)のキーブレードで扉を閉める。
扉が封じられたことでハートレスが集めていた世界の心と集まっていた世界のカケラが元に戻っていってこのキングダムハーツは消滅した。
ソラはカイリのいるデスティニーアイランドには戻らずドナルドとグーフィーと共に闇の世界に取り残された王様(ミッキー)とリクを探す為に旅立つ。
敵はアンセムとう名前
リクはアンセムに体を乗っ取られる
ソラはハートレスとなってソラとカイリのノーバディ(ロクサスとナミネ)が生まれる
闇の世界に王様(ミッキー)とリクが取り残される
ソラ、グーフィー、ドナルドの3人で王様(ミッキー)とリクを探しに行く
カイリはデスティニーアイランドに残る
キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(Re com)のあらすじ
ソラとグーフィーとドナルドは、リクと王様(ミッキー)を探すために「忘却の城」を訪れる。
忘却の城は、進むたびに記憶を失っていく城。
そこで、小さいころにソラ、リク、カイリのほかにもう一人、一緒に遊んでいた子(ナミネ)がいて4人で遊んでいたこと、彼女に「必ず守る」と約束したことを思い出す。
そして、先に進むごとにカイリの事さえも忘れて大切な人はナミネだったと記憶が変わっていってしまうソラ。
さらに現れたリクとナミネを守るのはどちらかということでしばし対立することになってしまう。
しかしこれはキーブレード使いのソラを手に入れるというXⅢ機関という組織のマールーシャの策略で、ナミネの能力によって記憶を書き換えられていた。
その後、アクセルの裏切りによって逃げ出したナミネ本人からカイリの存在を思い出させられ、ソラは記憶の食い違いに気づく。
そして、同じく機関員ラクシーヌから、デスティニーアイランドでのナミネとの思い出はナミネの力でカイリとの思い出を書き換えられた偽の記憶であると知らされ、また、ソラたちが忘却の城で会ったリクも機関員ヴィクセンによって作られたリク=レプリカであることを教えられる。
なぜナミネはこのようなことをしたかというとⅩⅢ機関とよばれる組織に脅されていたためでした。
XⅢ機関のマールーシャの目的は、ソラのキーブレードの力が欲しいため記憶を書き換え仲間にしようとしました。
なお、このソラを手に入れる計画はXⅢ機関からの命令ではなくマールーシャ個人の思惑であるため、XⅢ機関からは裏切り者と認識されている。
そして、その裏切り者の調査をしているのがアクセルである。
アクセルは自分を信用させるため、ソラに負けたヴィクセンに止めを刺して消滅させている。
XⅢ機関・・・人がハートレスになる時、特に強い心を持った者は、人であった頃の面影を残したままノーバディとなることがある。XIII機関はそのような13人のメンバーで構成されている組織で、下級ノーバディを支配・統率しながら、目的を達成するために数々の世界で暗躍している。
ソラは、例えそれが記憶を書き換えられた偽物の思い出であったとしても、それでもなおナミネを守ると決めたソラは、ドナルド達とも無事に和解し、XⅢ機関で今回の首謀者であるマールーシャを含む機関員たちを倒し、捕らえられていたナミネを救いだした。
そして、ナミネに会ったソラはXⅢ機関に脅されてソラの記憶を変えた事を聞かされ記憶を戻してもらうように頼みます。
記憶を戻すためにはこの忘却の城の出来事は忘れて、記憶が戻るまで眠らないといけませんでした。
そのため、忘却の城でXⅢ機関と出会って倒したこと、ナミネのことなど全て忘れてしまいます。
ソラは記憶がなくなってしまってもまた友達になろうと約束をし、記憶が忘れてしまってもお礼が言えるようにジミニーメモに「ナミネにお礼を言う」と記しました。
こうして、特殊な装置でソラ、ドナルド、グーフィーは眠りにつきました。
一方、キングダムハーツⅠのエンディングでリクはキングダムハーツ(扉)を閉めた後、気を失い気づくと光と闇のはざまに一人だけ取り残され王様(ミッキー)はいませんでした。
そんなリクに謎の声(アンセムの声)が聞こえてきて眠りを覚めるためには真実の扉(忘却の城)に行くしかないと言われます。眠り続けるよりはいいと真実の扉(忘却の城)へ行くことにします。
そんなリクに王様(ミッキー)が手助けにきて忘却の城を進んでいきます。
敵にはXⅢ機関のメンバーやリクの偽物であるリク=レプリカなどが登場します。
そこでナミネに会い、ソラが眠っていることを聞く。
そして、リクの中に闇(アンセム)がいるがナミネの力で封印できると提案されます。
代償として記憶がなくなるが闇に蝕まれていない昔のリクに戻れると言われても、リクは闇を封印せずにアンセムと戦うことを決意します。
そこで忘却の城へ導いた謎の声の人物がアンセムの姿で現れた。
しかし、エンドオブザワールドで戦ったアンセムとは違うことにリクは気づきます。
謎の声(アンセム)を騙った人物は「ディズ」と名乗りました。
ディズはXⅢ機関と敵対しているようです。
ディズからXⅢ機関も着ている存在しない者の衣を貰います。
これによってリクだとバレないようにすることができます。
そして、リクはディズからアンセムを呼び出すカードを貰い対決することになる。
アンセムを倒したリクだが、まだ心の中にアンセムがいることに気づきそれをなくすための王様(ミッキー)、ディズと共に旅立つ。
ノーバディ・・・闇に心を奪われてハートレスになった人間が、善悪に関わらず強い心や思いを持っていると、稀に生まれ落ちることがある生物。
人間だった頃の記憶が残っており、意思を持ったかの様に行動するが、感情は存在せず、フリをしているだけである。
心が失われる際に本来なら肉体と魂は消滅する(ソラとカイリは別)が、その残された肉体と魂がまた異なる世界で生まれ落ち、ノーバディとなる事がある。
ロクサスとナミネは特殊な出自のため(ソラがハートレスになっても心を持ったままだったため)人間だった頃の記憶を持たず、本体であるソラとカイリが存在している中で同時に存在していた。彼らにとって本体との接触は、本体の中に戻る事を意味している。
その他、リク=レプリカは、ノーバディではない。これはXⅢ機関のヴィクセンが作ったリクの偽物(人形)である。
ソラとドナルド、グーフィーはKH1の冒険の記憶を失くして記憶を戻す為に眠った
忘却の城でXⅢ機関(マールーシャ)と出会って倒したこと、ナミネのことなど全て忘れる
XⅢ機関と敵対するディズ
XⅢ機関のアクセルが登場
善悪に関わらず強い心や思いを持っている人がハートレスになるとノーバディが生まれる
リク=レプリカのようなノーバディとは違う偽物(人形)を作れる
ナミネにお礼を言いたいけど記憶がなくなるのでジミニーメモに「ナミネにお礼を言う」と記した
キングダム ハーツ 358/2 Daysのあらすじ
主人公はロクサス。
ノーバディになる前の過去の記憶がなく、また伝説の武器・キーブレードを使うことができる。
そんなロクサスをXⅢ機関のリーダーのゼムナスが誘いXⅢ機関の一員となる。
そして、何もわからないロクサスはXⅢ機関に言われるがままハートレスの討伐をする日常を過ごす。
そのさなか、XⅢ機関のメンバーであるアクセルや、14番目の機関メンバーでありロクサスと同じようにキーブレードを使えるシオンと交流を深めていく。
そんなさなか、シオンが偽のXⅢ機関員に扮したリクに敗れることから物語が進む。
ロクサスの正体は、キングダムハーツ1でソラがハートレスになった際、黄昏の街トワイライトタウンに生まれたソラのノーバディであった。
そして、シオンの正体は、リク=レプリカと同じようにソラのノーバディであるロクサスとソラを基にしたレプリカ人形であり、XⅢ機関の本当の目的はソラのノーバディのロクサスとソラのレプリカ人形であるシオンを使ってソラの記憶から力を奪うことであった。
眠っていれば記憶が戻り目覚めるはずのソラだったが、記憶は徐々にロクサスに流れ込んでいて、その流れ込んだ力を今度はシオンが吸収していくこととなる。
そのため、終盤では、シオンの影響でロクサスが弱体化していった。
はじめはロクサスとアクセルと3人でずっと一緒にいたいと考えていたシオンだが、ソラの記憶を吸収することにより元の場所(ソラの心)に戻りたいと考えるようになった。
しかし、アクセルは消えようとしているシオンとロクサスに対してもやもやとした気持ちを持っており、最後にはシオンとロクサスを消さないために2人がXⅢ機関から逃げ出しても連れ戻す決意をする。
そんなシオンをXⅢ機関に連れ戻したアクセルだが、シオンとの戦闘での傷が原因で気絶している間にXⅢ機関のリーダーであるゼムナスにシオンを連れ去られてしまい、シオンは完全な人形とされてしまう。
そして、シオンの見た目がソラと同じになってしまう。
人形としての使命がロクサスを取り込む事であるためシオンはロクサスと戦う。
ロクサスに戦いを挑んで負けたシオンは凍り付きながら光となって消滅する。
シオンの事もありXⅢ機関を抜けたロクサスは、リクと戦うこととなる。
リクがロクサスを狙う理由はソラを目覚めさせるためにはロクサスが必要なためである。
ロクサスとの戦闘にやぶれたリクはこのままでは勝てないと考えて、闇の力を解放する。
闇の力を開放したリクはアンセムの姿となってしまったがロクサスを倒すことができた。
倒されたロクサスはリクとディズに連れて行かれ、偽の記憶を受け付けられXⅢ機関のメンバーだったことなども忘れる。
ロクサスはソラのノーバディ
ロクサスとシオンにはソラの記憶がある
ソラが目覚める(記憶が戻す)ためにはロクサスとシオンが必要
アクセル、ロクサス、シオンは仲良し(親友)
リクがアンセムの姿になる(元の姿に戻れない状態)
ロクサスの記憶は書き換えられてXⅢ機関のメンバーだったことは忘れる
キングダムハーツ2のあらすじ
トワイライトタウンに住んでいる少年ロクサスの夏休み残り7日間から始まる。
ロクサスは、XⅢ機関だった記憶を書き換えられて何も知らずに日常を過ごしていたが異変が起き始め自分自身の正体を思い出していく。
そのことにより、みんなにも少しずつソラの記憶が戻りつつあった。
それはカイリにも同じようにソラの名前を思い出させ、まだ名前しか思い出せないソラへの想いを手紙に込めて海に流した。
ロクサスの住んでいたトワイライトタウンはXⅢ機関からロクサスを隠すためにディズによってデータで作られた仮想空間であったが気づいたXⅢ機関から刺客が送り込まれた。
送り込まれたロクサスの親友だったアクセルは、記憶を取り戻して覚醒したロクサスに敗れる。
そして、ソラのノーバディであるロクサスは、装置の中で眠るソラと実際に対面したことでソラの中へと還る。
1年ぶりに起きるソラは、なぜ眠っていたのか、なぜナミネにお礼を言えばいいのかなども忘れていた。
その後、王様にイェン・シッドから新たな脅威であるXⅢ機関とノーバディの存在について聞かされる。
そして、また、リクと王様を探す旅が始まる。
その後、いろいろな世界を渡りXⅢ機関と関わっていく。
そこでは、ロクサスと同一視されたり、ソラをハートレスにすることによって再度ロクサスと会えると考えているアクセルがカイリを使っておびき出そうとされたりした。このアクセルは単独行動をしていたようでXⅢ機関の裏切り者とされていた。
その中で「アンセム」が本物を騙った偽物だったことが判明する。
本物の賢者アンセム
今までアンセムと名乗っていた人物は偽物で別人(ゼアノート)だった。詳しく言うとその別人(ゼアノート)のハートレス
そして、ゼアノートのノーバディがXⅢ機関のリーダーであるゼムナスである。
賢者アンセムの弟子がゼアノートであり、そのゼアノートが黒幕である。
本物の賢者アンセムは、危険な実験を繰り返すゼアノートを止めようとしたが弟子たちに裏切られ追放されてしまいゼアノートが師である賢者アンセムの研究と名前を引き継ぎ「アンセム」と名乗るようになった。
そして、XⅢ機関のリーダーであるゼムナスの目的がアクセスから伝えられる。
その目的とは、キーブレードでハートレスを倒すことによって解放される心を集め「人の心のキングダムハーツ」を作り出すことであった。
「人の心のキングダムハーツ」は心を失った者(ノーバディ)が得る事で完全な存在になると思われていた。
そのため、ソラにキーブレードでハートレスを倒すように仕向けていた。
そのことによってソラは今までの旅に疑問を持ってしまうがカイリを探すために旅を続ける。
カイリはアクセルにつかまった後にサイクスに連れ去られてしまっていた。
カイリをサイクスに連れ去られてしまったことを悔やむアクセルはソラが「存在しない世界」の入り口の前で無数のノーバディに囲まれてピンチに陥ったところに駆けつけ、全存在を賭けた攻撃を繰り出し消滅していった。
「存在しない世界」では、ロクサスに「お前が選ばれた理由を教えてくれ」と戦いを挑まれます。
戦いに勝つとロクサスは晴れ晴れした顔で姿を消します。
この時、ロクサスの意識は消滅する直前に薄れ行くアクセルといつもアイスを食べていた時計台で出会っていました。
その中でロクサスに「俺たちは本当に心はないのか?」と疑問を投げかけます。
ロクサスは「答えはソラが見つけるよ」と答えアクセルと別れの言葉を返しソラに託して消えていきました。
一方、カイリは牢屋からナミネに抜け出す手助けをしてもらい逃げていましたがサイクスに見つかってしまいました。
そこにリクが現れ2人を助け出しました。
しかし、リクはロクサスを倒すために闇の力を開放したために偽アンセム(ゼアノート)の姿となっていました。
一方で、王様はディズに会っていてディズが賢者アンセムだったことを問いただす。
↓
賢者アンセム(ディズ)は、研究と誇りを奪った弟子たちを許すことができず、ソラ達に協力していた。
その他、リクの話をする賢者アンセム(ディズ)。
リクが闇の力を開放して偽アンセム(ゼアノート)の姿になってしまい、ソラを目覚めさせる代わりに自分は闇の住人になる決意を固めたのだという。
元の姿に戻るのは難しいのではないかと賢者アンセムは言う。
そして、敵に囲まれているリクを見つけそれを助けるためにリクとカイリも敵を殲滅することになる。
この時、カイリにもキーブレードが現れる。
やっと出会ったソラ、リク、カイリであったがリクの姿は偽アンセム(ゼアノート)のため、リクだと気付かないソラ。しかしカイリのおかげで目の前の偽アンセムの姿をした人物がリクだと理解する。
再開に涙するソラだったがリクは「こんな姿で会いたくなかったという」という。
だがソラは「どんな姿でもリクはリクだ」と再会を喜んだ。
そして、ロクサスが自分のノーバディだとソラは知る。
一方、完成間近だった「人の心のキングダムハーツ」は、ディズ(賢者アンセム)が作った装置で吸い取りデータ化しようとしていたが装置が暴走してしまった。
ディズ(賢者アンセム)はソラとリクに後を任せて機会の爆発に巻き込まれて消滅する。
そして、「人の心のキングダムハーツ」は、装置のおかげで不完全となった。
その爆発によってリクが元の姿に戻る。
ディズはこの装置は何が起きるか保証できないと王に行っていたが、その何かでリクは元の姿に戻ることができた。
そして、「人の心のキングダムハーツ」を作り直そうとするゼムナスに戦いを挑み勝利する。
還ろうとリクが闇の力で扉を作ろうとしたが元の姿に戻り闇の住人ではすでになくなったので闇の力を使うことはできなくなっていた。
どうやって帰ればいいか悩んでいたところナミネがあらわれ入口を作ってくれた。
そして、ノーバディであるロクサスとナミネは、闇に消え去る運命だと思っていたが元の存在であるソラとカイリに出会えたことにより消えたのではなかった。
そして、ソラとカイリが会うことによりロクサスとナミネも再開できるのだと喜び、ロクサスとナミネはソラとカイリに還っていった。
その時、倒したと思っていたゼムナスが再度襲ってきた。
無事に勝利しゼムナスは虚無へと消えたがリクが深手をおってしまう。
諦めるリクに対してソラは「リクは闇の世界に長くいすぎたからすぐにそんなことを言い出すんだよな」といい諦めてはいなかった。
そのまま、歩き続けたが最後は行き止まりとなってしまった。
カイリや王様がいるので光の世界はもう大丈夫だと考え闇に溶けることを受け入れてしまう。
この時リクは「自分はいつでもソラより上だと思っていた」と自分の気持ちを伝え「怒ったか?」とソラの反応をうかがった。ソラは「自分もそう思っていた」「リクにはかなわない」と考えていた気持ちを明かす。
リクはそれだけではなく「ソラが羨ましかった」と「ソラのように心のまま生きたら楽しいだろうな」と思っていたことも告げる。
一方、ソラは「リクとみたいになりたい」と考えいていたことを明かす。
続けて「お前じゃ絶対できないことがある・・・ソラの友達でいられる」というリクを見て
ソラは「それなら俺は俺のままでいいや、リクには絶対にできないことがあるから・・・」と伝え2人で行き止まりの海を眺めていた。
そうするとそこに手紙入りの空き瓶が流れ着く。
それは、カイリの手紙であった。そして光の扉があらわれる。
その先には、カイリ、王様(ミッキー)、ドナルド、グーフィーが待っていてくれた。
その後、デスティニーアイランドで過ごしていたソラ、リク、カイリに王様からの手紙が届く
ソラのノーバディーであるロクサスとカイリのノーバディのナミネはそれぞれの本体に還る
KH1のボスであるアンセムの本当の名前はゼアノートでアンセムという名前の人物は別にいて、その本物はディズ(賢者アンセム)
ゼアノートは、賢者アンセムの弟子
ゼアノートのハートレスがKH1のボスである偽アンセム
ゼアノートのノーバディがKH2のボスであるXⅢ機関のリーダーであるゼムナス
なぜかキーブレードが使えるカイリ
王様の手紙が届く
キングダムハーツ バース バイ スリープのあらすじ
—キングダムハーツⅠの10年前—
テラ、ヴェントゥス、アクアの3人はキーブレードマスターを目指し、師であるマスター・エラクゥスの元、「旅立ちの地」で修行の日々を送っていた。
キーブレードマスターとはキーブレードの使い手の中でも、キーブレードの正しい知識と相応の技術や実力を修め、自らの師匠に心身共に世界を守っていくに相応しいと認められた者だけが名乗ることができる、特に優れたキーブレード使いの称号である。
そんな3人の運命は、キーブレードマスター承認試験を発端に動き出す。
キーブレードマスター承認試験にはマスター・エラクゥスとマスター・ゼアノートが立ち会い行われた。
そんなテラとアクアの模擬戦でテラはアクアに対して劣勢になり、負けたくないという強い思いから、ほんの一瞬だけ闇の力を発現させてしまう。
すぐにその力を掻き消したものの、これを見たマスター・エラクゥスからは「心の闇を制御しきれていない」と判断され、キーブレードマスター承認試験は不合格とされてしまう。
テラは「俺の心に闇があるから何だっていうんだ。自分には心の闇に負けない力がある」と吐露している時に、それを聞いていたマスター・ゼアノートから「闇を恐れる必要はない。お前はそのままでいい。心の闇を消すのではなく、力で制するのだ」とアドバイスを受ける。
その直後にマスター・ゼアノートは失踪し連絡が途絶える。
それに前後してマスター・エラクゥスは元キーブレードマスターであるイェン・シッドの連絡を受けて、光のプリンセスたちが「生命に精通しない者『アンヴァース』」の脅威に晒されていることを知る。
マスター・エラクゥスはテラとアクアに世界各地に現れた魔物アンヴァースの討伐と、行方不明になったマスター・ゼアノートの捜索を命じ2人は世界を回ることになる。
テラはその際にエラクゥスから今回の任務次第ではキーブレードマスター承認を再考すると伝えられ、必ず期待に応えてみせると誓う。
一方ヴェントゥスは、突如現れた仮面を被った謎の少年ヴァニタスの「2度とテラと会えなくなるぞ。テラがテラでなくなるところをお前の目で確かめるんだな」という言葉を聞き、任務に発つテラを追って禁を犯して外の世界へ飛び出す。
それを知ったマスター・エラクゥスはアクアにヴェントスを連れ戻すように指示をする。
ヴェントゥスを追うようにアクアも出発するが、彼女には任務の他に「テラが闇に堕ちないよう監視する」役目も与えられていた。
アンヴァースを倒しながら世界を回る中でテラは闇との向き合い方に、アクアは見え隠れするテラの闇の痕跡に苦悩し、ヴェントゥスはテラに会えないことで不安を募らせる。
アクアはテラを追って訪れたレイディアントガーデンにおいて、アンヴァースに襲われていたカイリを助けた際にミッキーと知り合いになる。このときカイリはアクアのキーブレードに無意識に触れており、アクアも知らないうちにキーブレードの継承の儀式が行われた。
キーブレードの継承の儀式・・・キーブレードマスターとなった者(またはマスター相応の力を持つ者)が、他者にキーブレードを扱う資格を与える行為のこと。次代のキーブレード使いを確保するための、キーブレードマスターの使命の一つに当たる。
カイリとの別れ際、お花のお礼に彼女のペンダントに闇から守り光へと導く魔法をかけた。
3人はやがてレイディアントガーデンで再会を果たすも、テラはアクアの「闇に近づきすぎているのでは?」という指摘やアクアがエラクゥスの命令で自分を監視していた事実に動揺し、二人を拒絶してしまう。
その後、テラはマスター・ゼアノートの策略(わざと闇の力を使わせるために謎の男と戦闘するように仕向けた)によって謎の男(のちのXⅢ機関のシグバール)との戦闘の最中に再び闇の力を発現させてしまい、自分は闇に堕ちた、もう帰る場所などない、と絶望してしまう。
そこでマスター・ゼアノートにかけられた「ならば我が弟子に迎えよう」「マスター・テラ」といった言葉や、彼の説く「光と闇の均衡こそが世界のあるべき姿」という主張に感銘を受け、ますます彼に傾倒していくようになる。
ヴェントゥスはテラを追うがテラはそれを拒絶、それでも「いつかお前が俺を救ってくれるのかもな」と呟いたところ、ヴェントゥスに「友達なんだから当たり前だろ」と返答を貰い、テラは微笑みながら再び旅立つ。
仮面の少年ヴァニタスの狙いがヴェントゥスであると知ったアクアもまた、ヴェントゥスの身を案じてエラクゥスの元へ帰るようにと言い残しレイディアントガーデンを去る。
また3人は再びそれぞれの足で各地を巡り、次第にゼアノートとヴァニタスの思惑を明らかにしていく。
各地を巡る間にテラはディスティニーアイランドでリクに出会い、キーブレード継承の儀式を行う。
そのあとにアクアも同じようにデスティニーアイランドでソラとリクに出会いキーブレード継承の儀式をしようと思ったがすでにリクがテラに継承の儀式をされているのを気づく。
アクアとテラのように選ばれし者が近づきすぎるのはよくないと考えたためソラには継承の儀式を行わなかった。
マスター・ゼアノートの目的はヴェントゥスとヴァニタスの衝突によりχブレード(キーブレード)を誕生させ、かつてのキーブレード戦争を再現し、キングダムハーツの扉を開くことで新世界を創造し、光と闇が均衡する世界を完成させることである。
そのためには今存在する世界が滅んでも構わないという危険極まりない考えを持っている。
キーブレード戦争・・・かつてキーブレード墓場で起きた、真の光であるキングダムハーツをめぐり、光と闇のキーブレード使いの軍勢が引き起こした戦争のこと。この戦いはキングダムハーツを呼び出し、その扉を開くことができるχブレードを求めた戦いでもある。この争いの影響で、真のキングダムハーツは闇にのまれ、かつては1つだった世界は光を失ってバラバラに分かれてしまい、χブレードも砕けてしまった。しかし、キングダムハーツの代わりとして、子供達の心に残っていた光から世界は作り直され、現在のような形に落ち着いたと言われている。
ゼアノートはテラとヴェントゥスを利用してマスター・エラクゥスを亡き者にし、同時に闇の力で旅立ちの地を破壊、テラを闇に引きずり込むべく「キーブレード墓場」の決戦へと誘う。
時を同じくしてヴェントゥスはマスター・エラクゥスに封印されそうになっていたところをテラによって救われ、半ば強引に飛ばされたデスティニーアイランドでヴァニタスと会い、全ての記憶を取り戻す。
ヴァニタスは、数年前、マスター・ゼアノートがχブレードを作り出すための素材としてヴェントゥスから引きずり出した、かつてのヴェントゥスの心の闇そのものであった。
ヴァニタスは「純粋な闇の心」として「純粋な光の心」であるヴェントゥスと戦うことで「純粋な光と闇の衝突」を起こし、χブレードを誕生させようとするがヴェントスは戦いを拒否する。
しかし、ヴァニタスにテラとアクアの最期を見せてやると脅され、2人を救うために「キーブレード墓場」の決戦の地へとヴェントゥスは向かう。
一方、アクアは異空の回廊を意識不明で漂っていたミッキーを保護し、彼の師がいる不思議な塔へ向かう。
そこでイェン・シッドからエラクゥスの訃報、並びに事件にマスター・ゼアノートとテラが関与しているらしいことを聞かされ、真相を確かめるべくキーブレード墓場へ向かう。
キーブレード使いの運命を刻みし場所、キーブレード墓場に3人は集まった。
ヴェントスはχブレードを完成させないために、同じくキーブレード墓場に集まったテラとアクアに「俺を消してくれ」と頼むが、直後にマスター・ゼアノートが現れたため話は中断され、戦いに突入。
テラ、ヴェントゥス、アクアは己が友のためにゼアノートと対峙する。
—テラ—
テラは決戦でマスター・ゼアノート、ヴァニタスと戦うが、マスター・ゼアノートの挑発に乗って自身の闇の力を解放し、結果、マスター・ゼアノートの計画通りに彼の器として身体を奪われてしまう。
しかし、テラの思念が鎧に宿り、身体を奪ったテラの姿をしたゼアノートを倒す。
その後、χブレード消滅の爆発に巻き込まれ、ゼアノートやヴェン、アクア達が異空の回廊へ弾き飛ばされる中、思念の宿った鎧だけは影響を受けず、キーブレード墓場に留まり続けることになる。
その身に残されたのはゼアノートへの憎しみと、二人を助けたいという思いのみであった。
—ヴェントス—
ヴェントスはマスター・ゼアノートとの戦いで不意を突こうとして逆に体を凍結させられてしまう。
しかし、アクアにトドメをさそうとしたヴァニタスを止めるために力を振り絞り自力で解凍し、彼と戦ってしまう。
ついにヴァニタスを倒したが、それにより「純粋な光と闇の衝突」という条件を満たしてしまった結果、ヴァニタスの身体が滅んでヴェントゥスと融合し、とうとうχブレードが完成してしまう。
しかし、最後は精神世界でヴァニタスを倒し、自らの心もろともχブレードを壊すことでマスター・ゼアノートの計画を阻止し、ヴェントゥスの心は眠りについた。
—アクア—
マスター・ゼアノート決戦の途中、時間稼ぎに現れたブライグを撃退するものの、ヴァニタスに不意を突かれて意識を失ってしまう。
加勢に現れたミッキーの介抱で意識を取り戻したが、その時には既にχブレードが完成し、ヴェンの身体もヴァニタスに乗っ取られていた。
ミッキーと2人でヴァニタスに挑むも劣勢になるが、友人2人との絆の力で彼女のキーブレードが輝きを放ち、χブレードの刃先を砕くことに成功。
崩壊するχブレードの力の暴走に巻き込まれ、ヴェンの身体と共に異空の回廊へ飛ばされる。
2人が手をつないだまま気絶し、異空の回廊を漂っているところを、同じく飛ばされたミッキーが運良く発見。
気付いた時にはミッキーに連れられ不思議な塔に戻っており、イェン・シッドからテラが見つからなかったこと、ヴェンの心が眠ったままであることを教えられる。
そして彼に「今やるべきなのは友を守ることではなく、友を信じ、友との絆を大切にすることだ」と諭され、2人との絆を信じて、行方不明のテラもヴェンの心を目覚めさせる術も必ず見つけてみせると誓う。
アクアは眠るヴェントゥスを抱え安全な場所を探す最中、意識のないヴェントスが3人で修業をした旅立ちの地への扉を開く。
アクアはもしマスター・エラクゥスに自分に何かあった場合は旅立ちの地を封印することを命令していた。
封印された旅立ちの地は姿を変えて、忘却の城となった。
その後、レイディアントガーデンでテラの体を乗っ取ったゼアノートを発見し戦いになる。
その最中にテラの心がまだ残っていることを知るが、意識下で抵抗し続けるテラに業を煮やしたゼアノートは、テラの心を追い出そうと自身にキーブレードを突き立て、意識を失い闇の中へ呑まれてしまう。
アクアはすぐその後を追って闇の中に飛び込み追いつくも、このままでは2人とも闇の世界に堕ちてしまうと判断。
テラに自らのキーブレードと鎧を「絆」として預け、魔法で光の世界に帰す事に成功するが、自身は身代わりとなってそのまま闇の世界へ堕ちてしまう。
アクアは闇の世界をさまよい続けることとなる
デスティニーアイランドにいるソラはヴェントスの存在をかすかに感じ取り心の中でヴェントスに語りかけた。その語り掛けに応じ「ソラの心と一つになりたい」と願うヴェントスの心にソラは「それで君が悲しくなくなるなら」とヴェントスの心を受け入れた。
一方、テラ=ゼアノートは無理に心を取り出そうとした結果か自身の名前以外の一切の記憶を失くしていた。その後賢者アンセムに拾われ、「ゼアノート」という名の人物として彼に仕えることになる。
—隠された真実—
キングダムハーツ2で装置の暴走による爆発で消滅したと思われていた賢者アンセムが、記憶の一部を失いつつも闇の世界で狭間の者のコートを身にまとい生き延びており、アクアと出会う。
賢者アンセムがアクアが闇の世界に堕ちた後に光の世界で起こったソラ達の闘いを伝えた。
また、ソラが記憶を戻すためにポッドの中で眠りについている間に、自身が研究していた何らかのデータをソラの中に隠していた事も判明した。
ディスティニーアイランドでキングダムハーツ2の最後に王様からの手紙を受け取ったソラは新たに旅立つことを決意する。
キーブーレードマスターは、キーブレードの使い手の中でも、キーブレードの正しい知識と相応の技術や実力を修め、自らの師匠に心身共に世界を守っていくに相応しいと認められた者だけが名乗ることができる、特に優れたキーブレード使いの称号
キーブレードマスター・ゼアノートは記憶を失い賢者アンセムの弟子になる
ゼアノートの目的は、キーブレード戦争とχブレード
テラは、ゼアノートに体を奪われる
ヴェントゥス(ロクサスの姿をした人物)は、ソラの心に隠れる
アクアは、闇の世界をさまよっている
3人のキーブレード使いはどこにいるかみんなわかっていない
テラはリクにキーブレードの継承の儀式をした
アクアはカイリにキーブレードの継承の儀式をした
ソラが記憶を戻すために眠っている間にディズ(賢者アンセム)が何かを隠した
キングダム ハーツ コーデッドのあらすじ
キングダム ハーツIIの旅の後にディズニーキャッスルに戻った旅の記録係のジミニークリケットは、自分の記した旅の記録であるジミニーメモを確認していた。
1冊目には「ナミネにお礼を言う」のみであったはずが、最後のページに見たことのない文章が書かれていることに気づいた。
「Their hurting will be mended when you return to end it.」
『彼らの痛みをいやしに戻らなければならない』
これに気づいたジミニークリケットは王様(ミッキー)に相談をしたところ、文字は消えてしまっていてもメモ自体に記録が残っている可能性があるためジミニーメモをデータ化して確認することにした。
チップとデールが準備しデータ化を始めると急に赤と黒のキューブが現れトラブルが起きてしまった。
調べてみるといくつかのワールドがおかしくなってしまったようだ。
おかしくなったワールドのデータを直したらなにかわかるのではないかと考え、ジミニーメモの記録からデータ化した「ソラ」に解決してもらうことになった。
このソラは、ジミニーメモの記録からできたソラのため、実際のソラとは別人となる。
メモの世界にはXⅢ機関のコートを着た人物があらわれ、データソラはそれを追うことにした。
ミッキーたちはモニターに映るデータソラにアドバイスをしながら支援することになった。
メモの世界を進めていくとジミニーメモに新しい言葉が書きされていった。
どうやらメモの世界を修復するとメッセージが書き加えられるようであった。
そんなディズニーキャッスルにいるミッキーたちにハートレスが襲い掛かる。
城に異変が起きているかと思い部屋から出ようとしてでることができず部屋に閉じ込められてしまった。
ミッキーたちは城が心配ではあるがジミニーメモの異変が原因と考え、修復することを優先することにした。
そして、データソラは黒コートを追って旅を続ける。
黒コートは、「この世界は傷ついた世界」だと言う。
そのころ、ミッキーたちの部屋のドアから音がして「ソラ」が現れた。
その「ソラ」は、現実の「ソラ」ではなく「データソラ」だった。
そして、モニターにはミッキーたちが映っていた。
そこに追っていた黒コートが現れた。
その正体はデータ化したリク「データリク」であった。
データリクに言うには、ジミニーメモはバグ(赤黒ブロック)のせいで完全な姿に戻ることができなかったため、記憶を保管する器としてデータリクが選ばれたらしい。
データリクにすべての記録を写しデータをバグから守ることにしたため、データリクはジミニーメモそのものといえる存在になった。
そんな話をしていると外の世界からチップとデールの声が聞こえた。
いつのまにかミッキーたちはメモの世界の中に紛れ込んでしまっていた。
データの外に出る方法をデータリクから聞き出そうとしたところに何者かがハッキングされてしまいデータの外に出ることができなくなってしまった。
ミッキーたちが外の世界にでる為にはバグが邪魔のため駆除する必要になった。
ミッキーたちが帰れるようにデータソラはバグ駆除の旅を続ける。
旅を続けるとピートが外の世界から現れた。
これにより、外の世界からジミニーメモ以外の侵入方法があるのではないかと考える。
そこにマレフィセントもあらわれソラのキーブレードを壊されてしまう。
キーブレードが壊されハートレスに囲まれてしまったソラのピンチにリクとミッキーが助けに来た。
なぜマレフィセントも現れたのか、ピートがなぜデータの世界にいるか疑問に思っているとピートが自慢げに話してきた。
ピートがデータの世界に侵入した方法は、こっそりドアを覗いていたからであった。
そして、ミッキーたちがデータの世界に飛ばされる際に一緒に飛ばされピートだけ特別な部屋に飛ばされていた。
そこで、ピートはマレフィセントを呼び、データの世界に戻る道を自分しか使えないようにしてしまっていた。
マレフィセントの好きにはさせないとデータリクが歯向かったがマレフィセントに逆につかまって連れ去られてしまった。
データリクはジミニーメモのすべてがあるためすべての世界が闇に染められてしまう可能性がでてきた。
データリクを取り戻すためにキーブレードを呼ぶデータソラだったが、キーブレードを完全に壊さされてしまって呼ぶことができなくなっていた。
なぜなら、データソラのキーブレードは、外の世界でデータを書き換えてデータソラに渡したものだったのだ。
どうしたらいいか悩んでいるデータソラに、ミッキーが今度は自分が友達を助ける番だと言ってリクを助けに一人で行ってしまう。
しかし、データソラはそんなミッキーを追いかけて行ってしまう。
そんなデータソラを手助けするドナルドとグーフィーだったがデータソラを助けて捕まってしまった。
そんなグーフィーとドナルドを助けるため、データソラは新しい力を目覚めてキーブレードがデータソラの手に戻ってきた。
別の世界に逃げたピートを追っていったデータソラだが、ピートはデータリクのデータを書き換え操ろうとしていた。しかし、最後の抵抗をしていたデータリクにバグを侵入させ乗っ取らせることに成功した。
データリクのバグを取り除かないとデータリクは目が覚めないことを知り、データソラはデータリクのデータの世界にバグを退治に行った。
無事にデータリクのバグを取り除くことに成功する。
これにより現実世界への道を奪還することができたので、ミッキーたちを現実世界へ送り出した。
これで全てのバグが消え去ったかと思われていたが、なぜかバグが暴走してしまう。
バグはデータ世界のすべてを消去して、現実世界に侵入しようとしていた。
そのため、データ世界をロックしないと現実世界にも影響がでてしまう。
しかし、データ世界の中にはまだマレフィセントとピートが残っているため、このままでは彼らも消えてしまうことになる。
データソラはマレフィセントとピートをデータ世界に残すことはできないと助けに行く。
全てのバグの根源は、ソラのハートレスであった。
ソラのハートレスと戦い止めを刺そうとしたところ、力を奪われピンチに陥るもミッキーに助けてもらい倒すことができた。
これでバグで壊れる本来の姿に戻る為、データソラとデータリクはリセットされてこのデータ世界で戦ったことやみんなの事を忘れる事になった。
現実世界に戻ったミッキーたちだが『彼らの痛みをいやしに戻らなければならない』のメッセージの謎はわからないままだった。
そんな時、データリクから新しい世界が現れたとモニターに連絡があった。
データ世界が初期化されて、何者かが追加したデータへの扉が見つかった。
再度、追加データの世界を旅をしようにもデータソラはすでに初期化されて記憶が消えたデータソラ1人で旅をするのは厳しいと思われた。
そこで、ミッキーがデータ世界に戻りデータソラと一緒に旅をすることになった。
データソラとミッキーは追加データの世界を開いた。
追加データの世界は忘却の城であり、データソラはミッキーとははぐれてしまった。
そして、データソラは、データ世界のロクサスと出会う。
忘却の城は、手に入れる代わりに失い、失う代わりに手に入れる場所。
データソラは、出会った人を忘れてしまう寂しさで生まれる心の痛みに向き合うことになる。
データロクサスは、データソラに忘却の城で出会った人たちの記憶があるか聞く。
データソラは、「思い出せなくてく易しいとか、忘れてしまって寂しいとか・・・そういう気持ちがあるせいで心が痛む。記憶が消えても気持ちは残る。そんな気持ちが心の痛みになる。この痛みがきっと鍵になる。いつが痛みがきっかけになって全て思い出せると思う」とロクサスに伝える。
そんなデータソラにロクサスは「痛みにこだわっていたらいつか心は闇に堕ちるため、全ての痛みは消すしかない」と答えるがデータソラは「この痛みのおかげで大切なことを忘れていることを感じられるから痛みからは逃げない。たとえ闇に落ちるかもしれなくても思い出せば痛みはきっと癒される。この痛みだけがなくした記憶を繋ぎとめてくれる絆なんだ」と答える。
痛みが絆だと答えたデータソラに激怒したデータロクサスは本当の痛みを教えてやるとキーブレードを向けてきた。
データソラが勝利するがデータロクサスは自分を滅ぼさないのは幻だから倒す必要がないと考えているんじゃないかと自分を卑下した。
データソラは、体の痛みだけじゃなく戦っている間に伝わってきたデータロクサスの痛みを感じていた。
データロクサスと気持ちが繋がって同じ痛みを分け合えた気がして、そんな心がつながるきっかけになるなら痛みを受け止めるのもそんなに悪くないと答えるデータソラに、データロクサスはお前にかなわないと返しデータロクサスの目的が、痛みを理解した。「痛みを受け止める覚悟があるかどうか」を確認することだった事をつげた。
そんなデータロクサスは、データソラと同化し、データソラはデータロクサスの痛みを受け入れた。
そのあと、ミッキーと合流し真実を知るためにナミネに会いに行く。
ナミネの話では、ジミニーメモのデータにバグが生まれたのはナミネのせいであった。
ソラの心には、ソラの記憶ではないソラと繋がる誰かの「遠い記憶のカケラ」が眠っていた。
別人の心がソラの心にあるのは普通はありえないため、最初は何かの間違いかと思ったが、この心はいつの日かソラが思い出さなければいけない大切な記憶だと言う。
そしてその遠い記憶のカケラは危険な記憶だと言う。
なぜかというと「痛み」のかたまりであり、むやみに手を出せばソラの心は痛みに傷つけられて壊れてしまうものだった。
そのため、ナミネは痛みに負けない方法をみんなに探してほしくてジミニーメモにメッセージを残した。
バグが生まれた原因もジミニーメモにこの記憶に宿る痛みを書き加えることによって、そこから生まれたバグに立ち向かえば痛みに負けない方法が見つかると考えての行動だった。
ナミネ自身でこのことを伝えたかったがすでに本当のナミネはカイリの中に戻ってしまっていて伝えることができなかった。
話についていけないデータソラであったがナミネはすでに痛みに立ち向かう方法を見つけたのだから問題ないという。
1人でも受け止められないほど強い痛みでも誰かと心で繋がって分かちあう—痛みを絆に変えて一緒に受け止めればいいのだと気づいたデータソラは、実際に「遠い記憶のカケラ」をミッキーと共に調べることにした。
そこには、アクセル、ロクサス、ナミネ、シオンの姿が見えた。
ナミネの話だと、ソラが眠っている1年の間にディズが何かを隠したらしい。
何かを尋ねたが「つぐない」だとしか言わなかったのだと言う。
そして、テラ、ヴェントゥス、アクアの姿もあった。
彼らはキーブレードの真実に繋がる存在だった。
そして、今もソラの中で繋がっている。
助けられるのはソラだけという事をミッキーが必ず外のソラに伝えることを約束する。
そして、このナミネはもともとこのデータに存在していない存在のため消えることとなる。
そんなナミネにソラはお礼を伝えた。
「ありがとう」
『王様(ミッキー)の手紙』の内容
ソラ リク カイリ
キーブレードを巡る真実はいくつもの繋がり経て
キミたちの心の中にあったんだ
ソラ—
キミに繋がるみんながキミを待っている
彼らの悲しみをいやせるのはキミだけなんだ
もしかしたら これまでの旅は
これからはじまる旅の準備だったのかもしれない
これまで偶然だと思っていたことはすべて繋がっていたんだ
新しい旅立ちの扉はもう開かれようとしている
データの世界から戻ってきたマレフィセントとピートが会話をしている。
マレフィセントは未来の世界を見てきたように記録された本「予知書」の力とジミニーメモのデータに何かつながりがあるのではないかと考えた・・・
そのため、データを手に入れなければいけないと話していた。
ミッキーはイェン・シッドにヴェンの心の行方がようやくわかりそうだとに報告しにきていた。
そして、ミッキーはイェン・シッドにゼアノートの復活を告げられる。
ゼアノートのハートレスとノーバディは、ソラに倒されたがハートレスに囚われていた心が開放され、ノーバディの肉体が消滅すると二つは再び1つとなりゼアノートが復活することになる。
そして、ゼアノートが1人ではない可能性を示唆した。
イェン・シッドはソラとリクを呼びマスター承認試験を行うことにした。
データソラとソラは別人のため記憶は共有していない
ソラは絆の力を持っている
ソラの心には、ソラの記憶ではないソラと繋がる誰かの「遠い記憶のカケラ」が眠っている
ゼアノートのハートレス(KH1のボス)とノーバディ(KH2のボス)を倒したことにより心が本体に戻り、ゼアノートが復活する
未来が分かる予知書という存在がある
ソラとリクはキーブレードマスター承認試験を行う事になる
キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]のあらすじ
キングダム ハーツ コーデッドの旅が終わった後、王様(ミッキー)からの手紙によりイェン・シッドに呼び出されたソラとリクは、ゼアノートとの決戦に向けてキーブレードマスターとなるためのマスター承認試験を受けることとなる。
ソラとリクにに与えられたキーブレードマスター承認試験の内容は、「眠りに閉ざされた世界」の夢の中を冒険し、七つの「眠りの鍵穴」を解放することであった。
その試験を受けて帰還することができればキーブレードマスターに承認されるという。
キングダムハーツ1のソラの旅において、二つのキーブレードによって闇の扉を閉じたことによって闇に飲まれた各世界は元の姿へと戻ったが、中には完全に再生されず、眠りについたままの世界があった。
その眠りについたままの世界は覚めない夢を見ている状態にあり、その世界は「眠りの鍵穴」を開くことにより眠りから解放される。
夢の世界へ行くためには同じように夢を介してしか入ることができないため、ソラとリクは最初の冒険で闇に飲まれて眠る直前のデスティニーアイランドまで時間を戻され、そこから「眠りに閉ざされた世界」の夢へとダイブする。
そして、夢の中の世界で戦いながら、冒険を進めるソラとリク。
そんな中、元XⅢ機関のメンバーであるアクセルは、本体のリアとして復活していた。
同時に賢者アンセムの弟子達も復活していたがメンバーが数名見当たらない。
ゼアノートはともかく、ブライグとアイザが見当たらないのはおかしいと考え、アクセルは城のことをエレウスとイエンツォに任せて捜索に出掛けた。
一方、ソラとリクのマスター承認試験を見守っていた王様(ミッキー)でしたがミニー王妃がマレフィセントとピートに誘拐されたため、ドナルド・グーフィーと共にディズニーキャッスルに向かう。
世界のデータをよこせと要求されるが、闇の回廊を使って現れたリア(アクセル)によって助けられた。
彼らに連れられて不思議な塔へと向かい、イェン・シッドにある事を持ちかける。
ドナルドは猛反対するものの、イェン・シッドはマスター・ゼアノートへの想定外の一手になるとして、彼の提案を受け入れる。(のちの判明するがアクセルがキーブレード使いになること)
無事に七つの眠りの鍵穴を解放したソラであったが、本来戻るはずの不思議な塔ではなく、何故か存在しなかった世界に辿り着いていた。
また現実世界に戻ったにもかかわらず、何故か姿が元に戻らず困惑していたソラのところに、かつて倒したはずのシグバールと遭遇する。
彼から最初から全て仕組まれていたこと、自分は深くダイブしすぎた為に二度と目覚めないことを聞かされる。
そんな話をソラがすぐに信じるはずもなく、シグバールに対して敵意を表明し臨戦態勢に入るものの、現れた青年に「一緒に行こう」と誘われた次の瞬間、再び眠りに落ちてしまう。
夢の中で、ソラは青年や自身の過去を追体験していくことになる。
さらに、ソラの前にはソラに関わる人々の姿が次々と現れ、微かに聞こえる誰かの「追うな」との忠告にも耳を貸さず、彼らを追いかけて夢の深淵に堕ちていってしまう。
その後、リクとカイリが歩き去っていく姿が見え、彼らに追いついたと思ったのも束の間、二人の姿は知らない男女のものに変化し、自分のことを「ヴェン」と呼ぶ二人に戸惑うものの、離れて行く二人を追ってまた走り出す。
「ヴェン」と呼ばれた時、ソラの姿はヴェントゥスのものに変化していた。
中々追いつけずにいるうちに、自分が小さかった頃の記憶が蘇りかけるが、突然記憶の中に闇の探求者アンセムが現れ、ソラの意識は飛ばされてしまう。
再びシグバールと遭遇し、続いて現れたゼムナスから、「心とは芽生え育むものであり、心を失ったノーバディも個体差はあるにせよ、新たな心を宿すことがある」と聞かされる。
そして機関員に「ノーバディに心は無い」と偽ったのは、XIII機関の真の目的がメンバー全員をゼアノートにすることであったからだと伝えられる。
彼らの心を弄ぶ言動に反発し、「心はお前達の道具じゃない。誰かと繋がることの出来る大切な絆であり、それが俺の力になってくれる」と叫ぶが、逆にシグバールにソラは「誰か」と繋がることでキーブレードを扱えたのであり、ソラ自身はキーブレード使いの器ではないと指摘される。
シグバールはソラを仲間として迎え入れると言うが、「俺自身にキーブレード使いの力が無くてもかまわない。繋がる心が俺の力だ!」と自分の心を語る。その気迫にシグバールは逃亡するが、残ったゼムナスと戦闘になる。
何とかゼムナスを退けるものの、心身共に疲弊しきってしまう。
さらに謎の青年が現れ、最早目覚めることは不可能であること、そして今回の夢の世界での冒険は、最初からソラの身体をマスター・ゼアノートの器とするために仕組まれ、誘導されていたことだと聞かされる。
自分の心は闇の奥で永久に眠ることになると告げられるものの、眠気に抗えず、リクの名前を呼んで眠りに落ちていった。
そして、ソラが7つの眠りの鍵穴を解放し本来戻るはずの不思議な塔ではなく存在しなかった世界に訪れ眠らされてしまった頃、リクも7つの鍵穴を解放したものの、ソラと同じように不思議な塔には戻らず、存在しなかった世界へたどり着いた。
疑問に思いながらも進むと、そこには悪夢に囚われたソラがいた。
必死に呼びかけ、ナイトメアを倒しても、ソラは一向に目を覚まさない。
そしてアンセムから、自分はずっとソラの夢の中を旅していて、ソラを悪夢から守るスピリットとしての役割を果たしてきたこと、しかし結局はソラを守りきれなかったことを告げられ、守れなかったのは闇を受け入れないからだと指摘される。
それに対してまだ終わりではないと答え、闇を否定するのではなく、光に溶かして自身の力にしてみせると宣言。アンセムを退けてソラの悪夢から目覚め、現実世界へ戻る。
その後、無事ソラを発見し、助けようとするも、謎の青年の妨害を受ける。
そして彼からXIII機関の真の目的は心を放棄させた抜け殻である機関のメンバー全員を器として、キングダムハーツを媒介に同じ心と意識を植え付け、χブレード作製のための「13人の闇の探求者」を確保すること。
つまり、「機関のメンバーを全員ゼアノートにすること」が彼らの目的であった。
王様の乱入で有利になったかと思いきや、ストップガンで時が止まっているにも関わらず青年ゼアノートが動き出し、彼と戦いになる。
そして終にマスター・ゼアノートが復活し、ソラの身体はゼアノートの器にされかけるものの、間一髪でリアが間に合い奪還に成功。
心の方も、何者かがまとわせてくれた鎧のお陰で闇から守られた。
リクは眠ってしまったソラの心を起こすため、再びソラの夢の中へとダイブすることを志願。
闇に覆われたソラの夢の深淵にたどり着くと、突然襲ってきた謎の鎧を退ける。
鎧が砕けてソラが現れるが、そのままソラは闇に沈んでしまう。その時、ソラのキーブレードの闇が解け、それを使って現れた眠りの鍵穴を解放した。
目を開けると何故かデスティニーアイランドの景色が広がっていた。
そこでロクサス、ロクサスそっくりの少年(ヴェントス)、見知らぬ少女(シオン)が現れては消え、それぞれから「何をそんなに恐れているの?」「君にとって一番大切なものって 何?」「リクは何がしたい?」と質問を受ける。
再び目を開けると、海からビンが流れてくる。
そして、後ろから歩いてきた賢者アンセムと再会した。
彼からソラに繋がる者達のデータを受け取り、ソラが無事目覚めたことを知って、現実世界へと還って行った。
リクはイェン・シッドにソラを見事に連れ戻した功績を認められ、晴れてキーブレードマスターとして承認された。
ソラはキーブレードマスター相応の力があると認められたものの、試験の結果は不合格。
しかしソラは全く気にすることなく、リクの合格を素直に喜んでいた。
そして、ソラはスピリット達にお礼を言うため、再び夢の世界へと旅立って行った。
キーブレードマスター承認試験をソラとリクは受ける
キーブレードマスターにリクはなる。ソラは不合格
ゼアノートの真の目的はゼアノートの心を13の器に分けて13人のゼアノートをつくること
若いゼアノートは時間を超えることができる
13人のゼアノートを作る為、若いゼアノートが時間跳躍で集めた
真のXⅢ機関である13人のゼアノートのメンバーが揃う(欠けたメンバーの分もすでに補っている)
キングダムハーツ 0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-のあらすじ
キングダムハーツ3Dでのキーブレードマスター承認試験からすぐ後、リクはイェン・シッドの依頼でデスティニーアイランドからカイリを連れてきていた。
ゼアノートとの戦いのため7つの純粋な光の心を守るために、7人の光の守護者(キーブレード使い)を揃えないといけないこと、そのため、3人のキーブレード使い(ヴェントス、テラ、アクア)を見つけることが重要だとイェンシッドは語る。
そこで王様はリクとカイリに、これまでずっと秘密にしてきた闇の世界でアクアと出会ったことを打ち明ける。
時は遡り、キングダムハーツ バース バイ スリープの最後に、テラとヴェントスを助けるために闇の世界に落ちてしまったアクアは闇の世界から脱出をしようとさまよっていた。
そしてアクアは、闇の世界でキャッスル・オブ・ドリームの城を見つる。
城へ向かおうとするが、城の時計の針が進んだ瞬間に道が崩壊してしまう。
アクアは、闇の世界に時間の概念が存在しないことを利用して、城下町で時計の歯車らしきものをキーブレードで攻撃することによって時計の針を戻し道を元の状態に戻していく。
辿り着いた城にはアクアに呼びかけるテラの姿があった。
しかし、アクアが触れるとテラは消えてしまう。
次に辿り着いた闇に飲まれたドワーフ・ウッドランドでは、白雪姫のように眠りにつくヴェントゥスの姿があった。しかし、これもテラと同じように消えてしまう。
鏡の中の世界に取り込まれてしまったアクアは、複数の鏡の中に入り、謎を解きながら進んでいく。
その最中アクアは自分と同じ姿をした敵と戦うことになる。
鏡の中の世界を脱出したアクアは、闇に飲まれたエンチャンテッド・ドミニオンに辿り着く。
この世界でもアクアはテラとヴェントゥスの幻影と出会うことになる。2人の幻影を追いかけていく。
テラとヴェントゥスの幻影に辿り着いたアクアは、テラの幻影から”心だけが闇の世界に繋がっている”こと、”テラ自身は現在暗闇の中にいる”こと、”ゼアノートがヴェントゥスを探している”ことなどを教えられる。
その直後、テラの幻影がゼアノートの姿となり、アクアにヴェントゥスの居場所が目覚めの部屋なのか質問してくる。テラは未だゼアノートと共にあり、ゼアノートはテラを使いヴェントゥスの居場所を聞き出そうとしていた。
テラは自分の中のゼアノートと攻防している中、アクアはゼアノートによって闇にひきずりこまれてしまう。
意識を失い闇の深部に辿り着いたアクアは闇の世界のキーブレードを手に入れるために闇の世界に来ていた王様に助けられ、再会を果たす。
王様から光の世界では約10年の時が経過していることや、いくつもの世界がハートレスに心を奪われ闇に飲まれていること、これ以上の闇の浸食を防ぐために闇の扉を閉じなければいけないことやその為には闇の世界のキーブレードが必要であることを聞く。(キングダムハーツ1のラスト)
その後、闇に飲まれたデスティニーアイランドで王様から、王様と共に扉を閉じようとしているのがソラとリクの2人であることを教えられる。
その後、闇の世界のキーブレードを入手し闇の扉がある場所に辿り着くが、扉を閉じようと向かっているリクへ敵が襲い掛かろうとする所をアクアが助けるが、敵と共に闇の世界に取り残されてしまう。
光の世界で戦いが続いていることを知ったアクアは、もし誰かが闇の世界に迷い込んだ時には自分が力になれるとし、闇の世界に留まる決意をする。
その後王様達が闇の扉を閉め、世界が再生していく中、アクアは闇の世界に堕ちていくのであった。
そして、闇の海岸に座る賢者アンセムを見つける(キングダムハーツ バース バイ スリープで賢者アンセムに出会う場面に繋がる)
闇の世界に時間の概念が存在しない
KH1のラストで闇の世界にいたミッキーと出会っていた
アクアはまだ闇の世界にいる
キングダム ハーツ キー バックカバーのあらすじ
遥かおとぎ話の時代の話。
未来を見通す眼を持つマスター・オブ・マスターは、闇によって世界が滅ぶ未来を予知し、その予知を記した予知書と、それぞれ異なる使命を自らの弟子たち5人に与えた。
その直後、マスター・オブ・マスターは忽然と姿を消してしまう。
師の不在の中、滅びの未来を回避すべく予知書に従い行動を始める弟子たちであったが、予知書に抜け落ちた箇所――ロストページがあることが明らかになり、5人の中に裏切り者がいる可能性が浮上する。
未来を見通す眼を持つマスター・オブ・マスターが弟子のひとり(ルシュ)に渡したキーブレードは、彼自身の片目を用いて作ったものであり、ルシュが先の時代まで弟子を育てこのキーブレードを継承していくことにより、マスターは未来を見ることができる。
予知書はこの方法によって書き綴られたものであり、マスターの「未来を見る目」とはこのことである。
すでに予知書がある時点でルシュは役目を果たし、このキーブレードを継承していった。
現在このキーブレードはゼアノートが持っている。
その他、黒い巨大な箱もマスター・オブ・マスターから授かる。マスター・オブ・マスター曰く「サプライズ」らしい。
予知書に必要なキーブレードはゼアノートに継承されている
黒い箱には「サプライズ」が入っている
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